未経験からWebマーケティング業界で働くための4つのポイント

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こんにちは。あつし@Webマーケターです。

今回は、「未経験からWebマーケティング業界で働くための4つのポイント」について書いていきます。

僕自身、最初はマイナーなグルメサイトの営業から、未経験でWeb系の広告代理店に転職しています。

その時は「Webマーケの仕事がしたい!」という気持ちだけで、業界の知識も何もないまま転職活動をしていました。

Webマーケの仕事に携わって5年以上が経過した今になって振り返ると、「これは良かった!」「これは失敗したな~」と思うことが沢山あります。

具体的には、「良かった1:広告代理店に転職した」「良かった2:多くの求人に応募した」「失敗した1:転職エージェントを利用しなかった」「失敗した2:スクールに通わなかった」です。

この4つのポイントを事前に理解していると、未経験でも比較的スムーズにWebマーケティングの仕事に転職することができると思います。

ぜひ、参考にしてください!

良かった1:広告代理店に転職した

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未経験からWebマーケティング業界への転職で、良かったポイントの1つ目は「広告代理店に転職した」です。

Webマーケティングの仕事をおこなう環境は、大きく分けると「広告代理店」と「インハウス(事業会社)」の2つになります。

「広告代理店」は、他社(クライアント)のWeb広告の運用代行やWebマーケティング支援が主な業務で、広告運用担当やWebマーケティングコンサルタントなどWebマーケティングに携わる人の数が多いです。

一方、「インハウス」は企業のマーケティング部のことで、自社の商品・サービスのマーケティングが主な業務になるため、Webマーケティングに携わる人数は少ないです。

人数は会社の規模によって異なりますが、中小企業の規模で比較すると、広告代理店が10~20名ほどなのに対して、インハウスは1~3名ほどの場合が多いと思います。

もう、お気づきだと思いますが、「Webマーケティングに携わる人数が多い=採用人数が多い」なのです!

実際に求人を見てみると、広告代理店の採用予定人数が3~5名なのに対して、インハウスは1名のみといったことも少なくありません。

採用人数が複数名の場合は経験者と未経験者をバランスよく採用するケースが多いですが、採用人数が1名のみの場合は経験者が採用されるケースが多いでしょう。

こういった環境による採用事情の違いを理解していると、「採用人数が多く未経験でもチャンスがある広告代理店を中心に応募しよう」という戦略が立てられます。

また、僕は未経験から広告代理店に転職して広告運用担当とWebマーケティングコンサルタントを経験し、そこからインハウスのWebマーケターに転職しているのですが、振り返ってみると1社目が広告代理店だったのはラッキーでした。

広告代理店は複数のクライアントを担当したり、Webマーケティングに携わる同僚も多かったりと、様々なマーケティング事例や手法に触れる機会があり、未経験からスキルを身につけるには最適な環境だと思います。

未経験からWebマーケティングの仕事に転職したい方には、採用人数が多いので未経験でもチャンスがあり、さらに未経験が成長しやすい環境でもある広告代理店がおすすめです!

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良かった2:多くの求人に応募した

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未経験からWebマーケティング業界への転職で、良かったポイントの2つ目は「多くの求人に応募した」です。

これはWebマーケティング業界に限らずですが、未経験での転職はやっぱり苦戦します。

「未経験だから落ちて当たり前」くらいの気持ちでいた方がいいです。

そして、落ちて当たり前という状況の中で採用されるには、多くの求人に応募することが重要になります。

僕が未経験で転職活動をしていた頃は、今よりも全体的に採用状況が悪かったこともあり、広告代理店に採用されるまで何社落ちたか分かりません。

複数の転職サイトに登録して、採用されるまでエントリーしまくりました。

でも、そんな大苦戦の転職活動でしたが、意外と楽しかったと記憶しています。

不採用の通知はショックなのですが、それ以上に面接で得られるものが多いのです。

Webマーケティングの仕事は専門性が必要なので、面接を担当するのは人事ではなく、実際にWebマーケティングの仕事をしている人が担当するケースが多いです。

なので、面接ではWebマーケティングの話を色々と聞くことができるのです!

未経験の頃はWebマーケの仕事をしている知り合いもいなかったので、面接でWebマーケティングの話を聞いて学ぶことが多々ありました。

面接で「最後に何か質問はありますか?」と聞かれた際に、「もし、採用して頂けた場合、未経験ということもあり入社までに準備をしておきたいのですが、何か先に学んでおくことはありますか?」という質問をしていたのですが、Webマーケティングで学んでおくべきことや、おすすめの本などを教えてもらいました。

未経験の場合は苦戦することが予想されるので、できるだけ多くの求人に応募し、面接も学びの機会とポジティブな気持ちで転職活動を進めましょう!

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失敗した1:転職エージェントを利用しなかった

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未経験からWebマーケティング業界への転職で、失敗したポイントの1つ目は「転職エージェントを利用しなかった」です。

未経験だった最初の転職活動では、転職サイトからの応募のみで、転職エージェントを利用しませんでした。

利用しなかった理由は単純で、転職エージェントに関する知識がなく、「何だか分からないけど、面倒臭そう、、」と思って避けていました。

その後、広告代理店に入社して、転職エージェントの広告運用を担当することになり、広告のキャッチコピーやバナーを作るために転職エージェントについて詳しく調べました。

調べてみると、自分が希望する仕事の求人紹介、書類選考を通過しやすい履歴書や職務経歴書の書き方、面接の傾向や対策を教えてくれるなど、転職活動をするうえでのメリットが沢山ありました。

しかも、無料で利用できるという、、、なぜ僕は利用しなかったのでしょうか?

未経験での転職活動では、Webマーケティングに関する実績や成果をアピールすることができません。

ですので、それを補うために履歴書や職務経歴書は完璧なものにして、自分の経歴の中からWebマーケティングでも活かせる経験や実績を絞り出してアピールする必要があります。

これを自分1人だけでやるのは本当に大変でした。

転職エージェントのメリットが分かったので、広告代理店で経験を積んでからの2度目の転職活動では利用しましたが、「未経験の時も利用していればあんなに苦労しなかったのに!」というのが正直なところです。

未経験での転職では全てを自分1人でやるのではなく、転職エージェントに登録して、業界に詳しい担当者からアドバイスを受けたり、相談したりしながら進めていくことをおすすめします!

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失敗した2:スクールに通わなかった

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未経験からWebマーケティング業界への転職で、失敗したポイントの2つ目は「スクールに通わなかった」です。

ただし、これは「絶対に通うべき!」とか「通った後に転職活動すべき!」という話ではないことを先にお伝えしておきます。

Webマーケティングの仕事をしたいのなら、上で説明した「多くの求人に応募する」を最優先にしてください。

僕はWebマーケティング業界での2度目の転職前にスクールに通いました。

そもそも、なぜ広告代理店からインハウスに転職したかというと、1つの商品やサービスのマーケティングに集中したかったからです。

広告代理店のWebマーケティングコンサルタントが担当するクライアント数は、会社によって異なりますが5~15社くらいを担当していることが多いと思います。

また、広告代理店なので当然ですが、携われるのはWeb広告だけです。

一方で、インハウスのWebマーケターになると、担当するのは自社の商品やサービスのみですが、Web広告だけではなく、SEO、オウンドメディアやSNS運用、LPや動画のディレクション、アフィリエイト(広告主側)の管理など、広い範囲のWebマーケティングに携わることができます。

広告代理店では様々な案件に広く関わることができ、インハウスでは1つの案件に深く関わることができるという、それぞれの特徴があり、どちらが優れているというものではありません。

ただ、隣の芝は青く見えると言いますか、広告代理店の経験しかない人は「インハウスで1つに集中してWebマーケをやってみたいな~」と、インハウスの経験しかない人は「広告代理店で色んなWebマーケに関わりたいな~」と、違う環境に憧れるのがWebマーケあるあるだったりします。

僕もその1人で、「広告代理店である程度の経験は積んだので、次はインハウスだ!」という感じで転職しました。

そんな2回目の転職ですが、インハウスで働くならWeb広告以外にSEOの知識もあった方が有利だと考え、転職活動を始める前にSEOのオンライン講座を受講しました。

未経験の業務に対して、「何もしてません」という人より、「スクールでこういうことを学んでいます」という人の方が評価されるのは当然で、面接では良いアピールになりました。

どの道、転職すると勉強しないといけないので、先にやっておいた方がアピールにもなってお得です。

僕はすでに経験がある2度目の転職の際に受講しましたが、上で説明した転職エージェントと同じで、未経験の時に受講しておけばもっとスムーズに採用されていたかもと思います。

Webマーケティングの仕事をするなら、多くの求人に応募するのが最優先ですが、転職活動で上手くアピールできずに行き詰まったり、先にWebマーケティングの知識を身につけておきたいという方は検討してみてください!

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まとめ

以上が「未経験からWebマーケティング業界で働くための4つのポイント」になります。

何度か転職活動を経験し、最も重要だと感じたのは「情報」です。

求人情報や業界情報、書類や面接のコツなど、持っている情報が多いほど有利で、転職活動がスムーズに進みます。

Webマーケティング業界への転職で必要な情報は、上で説明した4つのポイントを実践すると得ることができると思います。

僕は、未経験からWebマーケティング業界に転職して、専門的なスキルを身につけ、結果を出すことで、自分に自信を持てるようになりました。

収入も大幅に増えましたし、何より仕事を楽しめています。

Webマーケティング業界で、ぜひ一緒に働きましょう!